またハイトーンのベージュを染めた☺️
やっぱ色味の薄いカラーリングって可愛いね😌💜
ブリーチや、普通のカラーでも明るめのカラーをした事のある人はわかると思うんだけど、髪が明るくなっていくにつれて出て来る悩みが赤みと黄み😯
特に12〜14レベルの明るさは日本人は赤みが強く出てしまって退色するとオレンジっぽくなりやすいです。
この写真のお客さまも赤みが出てしまうことに悩んでました。
なぜ赤みが出てしまうのか。。
それは一人一人それぞれが持っているメラニン色素の色が関係しています。
まず。カラー剤には脱色と染色の二つの力があります。
染色力がなく、脱色する事だけを目的に使われるのがいわゆるブリーチ剤です。
ブリーチ剤を使って毛髪を脱色した場合、オレンジ色のヤンキーみたいな髪の色になったことありませんか?
このオレンジ色は ”アンダートーン” といって人間の持つメラニン色素の色です。
ブリーチを塗ってすぐは赤い色素が目立ちます。
それが時間経過で脱色が進むにつれて赤い色素が抜けて、今度は黄色い色素が目立つようになります。
さらに脱色が進むと黄色い色素が抜けて白になります。
この白色が脱色の最終地点です🚩
そのため、脱色が満足でないと赤みが気になる!!という現象が起きるんです😞
じゃあまたもう一回ブリーチすればいいんじゃないの?ってなるんですけど、それがそうもいかないんです😢
もちろんハイダメージと頻繁に美容室に来る事を覚悟で何度もブリーチされる方もいますが、メラニンの色は人それぞれ。人によって目指す脱色レベルにたどり着くまでのブリーチ回数もそれぞれ、です。
例えば地毛に赤みが少ない方は
一度のブリーチで白に近い色まで脱色出来ることもあります😳
逆に赤みが強い方が、赤みの少ない方と同じレベルまで脱色するのには3回ブリーチが必要な事も。
日本のカラー剤って法律で薬の強さの上限が決められていて、
インスタでよく見る外国人が一回のブリーチで真っ白に!っていう訳には行かないんです。
例えばアメリカの薬剤の強さは日本の薬剤の4倍くらいの力があったりします。
そこでわたしたちはやりたいカラーリングと、必要なブリーチの回数とそのダメージを天秤にかけてどっちを取るかをカウンセリングして最終決定しています。
ただ、例えばベージュといっても色んなベージュありますよね。
アッシュっぽいのかグレーっぽいのかイエローっぽいのか濃いのか薄いのか。
それによってはブリーチ回数を重ねなくても、もしくはブリーチしなくても出来る場合があります😌
ブリーチ回数が少なければ、気になる赤みをカラー剤で打ち消してしまえばいいんです。
色のある髪の毛にさらに色を重ねる事になるので、どうしても濃いめのベージュにはなっちゃいますが、実際やってみると全然可愛いじゃん!これくらいでOK!って方も多いですよ😉
一緒に相談して方法を決めましょう✌️
今日はそんな赤み黄みのお話でした☺️
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