ハーブカラーとは「刺激の少ないグレイカラー」 上田市美容室 BOLERO




カラーリングってダメージするもの。

そう思っている方はきっと多いはずです、、


実際の所はどうなのか。じゃあ傷まないと言われているヘナカラーやハーブカラーはどう違うのかをお話します◎



美容師さんってたくさんいるしそれぞれ皆さん意見を持っていると思うので、これはわたし個人の考えで、そんな感じなんだ〜へ〜くらいに思ってもらえれば😯


まず、みなさんが感じている「髪の傷み」

キシキシしたり切れ毛になったり、その原因はなんだと思いますか?



正式には「酸化染毛剤」という、普段わたしたちがカラーリングと呼んでいる一般的なカラーの話をします。


カラーをした直後から感じる髪の毛のダメージは、主に薬剤に入っている「アルカリ」によるダメージです。

アルカリは髪の毛を膨らませてキューティクルを開く働きがあります(この働きのことを膨潤と言います)。

膨潤して開いたキューティクルの隙間から、ジアミンという成分が髪の内部に入って色を発色させます。このジアミンがカラーがしみる、かゆくなるといったアレルギーの原因になる成分です、、


ただ、ジアミンも結果的にはダメージのひとつの要因にはなるけど、

それ自体がアルカリのように直接的に髪に大きなダメージを与えるものだとは私は思っていないので、ジアミンの話は割愛します😮


アルカリの話に戻ります◎

このアルカリが髪に残留してしまうと、常にキューティクルが開きっぱなしの状態で過ごしているようなもの。美容室ではシャンプー時に炭酸泉を使ったりしてアルカリ除去をしています。



次は「頭皮のダメージ」の原因。

白髪染めを繰り返して頭皮が薄くなり、髪の量も減って来た気がする。

頭皮の臭いが気になる。

こんな悩みは主にカラー剤の二剤の主成分の「過酸化水素」が原因です。


過酸化水素はタンパク質と相性が良く、浸透しやすい物質。

かなり残留しやすくなかなか取り除くのが難しいです。


頭皮に残留してしまうと、毛穴から出る皮脂と混ざって「過酸化脂質」という名前にかわります。こいつが毛根にある髪を作る細胞に悪さをして薄毛や抜け毛を誘発する原因になっています。あと臭いも。酸化した油です。絶対いいニオイではないはず、、。


過酸化水素はカタラーゼやヘマチンという成分で除去出来ますが、一度で全部取り除く事は難しいです。カラーヘア用と謳っているシャンプーにヘマチンが配合されている事が多いのですが、毎日のシャンプーで過酸化水素を取り除く為です☺️


セルフカラーをしても色持ちが悪くどんどんダメージしていってしまうのはこのアルカリと過酸化水素を除去できていないから!⚠

美容師さんがセルフカラーは駄目!と言う原因のひとつ。



ここまで通常の酸化染毛剤の話でした。

次はハーブカラーやヘナの話をします🌿



ヘナとは植物の事です。100%ヘナで作られたヘナカラーは化学物質が入っていないため、通常の酸化染毛剤によるジアミンアレルギーの方も使う事ができます。


本来ヘナはオレンジ色にしか染まりません。そして黒髪を脱色して茶色くする力はありません。

白髪だけオレンジに染まってほかは真っ黒のまま。ちょっと困りますよね😢


そこでヘナにインディゴという濃い紺色を足して黒っぽく見せたり、化学物質を入れたりして白髪も染まりますと謳った商品が使われていたりします。


ただ、じゃあ自然由来の純粋なヘナが一番安全なのかと言われればそういうものでもなくて

ヘナだって他の植物性のアレルギーのある方には危険だし、↑のようなヘナと言いつつ純粋なヘナだけじゃないカラーを使って、結局ジアミンアレルギーやいつもと違う仕上がりになってしまう事だってある。

そこは本当にその方の好みや髪質に合ったものを美容師さんに相談して選ぶのが一番だと思います☺️

あとはそのカラー剤がどんなものなのかをしっかり聞くこと、いつもの仕上がりはどんな感じだったか伝えることも大切なことですね😌



ちなみにBOLEROにはヘナカラーと名のつくものは置いていません。

そのかわりにヘナでも酸化染毛剤でもない「ハーブカラー」という薬剤を使っています。


自然由来の成分が90%以上、そこにジアミンが少しだけ入っています。

ヘナと同じように黒い髪を脱色して明るくする力はありませんが白髪はしっかり染まります。

ジアミンが入っているのでアレルギーが出てしまう方は使っていただく事は出来ません。


普通のカラーでかぶれてしまう(アレルギー物質の配合量に関係なく、微量でも毎回反応の出る「アレルギー」と一時的な外的刺激による「かぶれ」は違います⚠)人の中では、ハーブカラーに変えたら一度もかぶれた事がない!という方もいます。


自然な黒髪が好きな方にはとても良い方法だと思います◎

もちろん白髪の割合がかなり増えてくれば、明るめの茶色のハーブカラーで染めることで少し雰囲気を変える事もできます。


このハーブカラーの良い所がたくさんあるのでざっと紹介しますね☺️


アルカリや過酸化水素の入った二剤を使わないので、髪や頭皮へのダメージも少なく済む。

それによってツヤが出て根元からの立ち上がりもしっかり出る。

ダメージレスな髪には将来的に出来るヘアスタイルの幅が広がる。

普通のカラーに比べて色落ちしにくい。


などなど。ただどんなカラーでも良い方に転ぶ方もいるし、悪い方に転ぶ方もいるのが事実です😯何度も言いますがカウンセリングの時に美容師さんとしっかり相談してどんなカラーを選ぶかが一番大切🌷



最後に、ジアミンアレルギーでカラーが出来ないけどヘナのオレンジ感はいや。

でも白髪は気になるから染めたい。という方。

日頃から酸化染毛剤でカラーリングしていて髪も頭皮も弱くなってしまった。

そんな方にも使っていただけるように、ジアミンもアルカリも過酸化水素も入っていないハーブカラーも置いています。


どうしても若干染まりは甘いですが、ナチュラルなブラウンには染められます☺️

この二つのカラー達が敏感肌の方達の救世主になってくれるはず!



以上刺激が少ないカラー剤の話でした。

ブログだとどうしてもまとめて書いてしまうので、これはどうして?という事もあると思います。カラーのアレルギーで悩んでいるお客さま、一度店頭でご質問ください☺️




長野県上田市中央4-8-1

0268-71-5741

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